DUALSHOCK4(プレステ4に標準で付属するコントローラ)をSwitchで使うために、
「MAGIC-NS」というコントローラ変換器を購入しました。
この変換アダプタは数種類のゲーム機に対応している、Switchで使用する場合はDUALSHOCK4のジャイロを使える、有線と無線両対応と高機能なのが特徴です。
今回はこの変換アダプタでDUALSHOCK4をSwitchで使う方法や、感想について紹介していきたいと思います。
内容物
- MAGIC-NS本体
- 簡易説明書(英語)
- コントローラの表記を変更するシール
- TypeC-TypeA変換ケーブル
今回購入したものは並行輸入品(海外版)だったので、国内正規品の物とは内容物が異なります。
国内正規品の場合は、「日本向けの説明書」も付属されるみたいです。
ちなみに海外版と国内版の機能面の差はありません。
搭載されているファームウェアもどちらとも同じものが使われています。
使い方
SwitchへMAGIC-NS本体を接続する。
MagicNSをSwitchへ接続します。
Switchをドックに接続する場合と、Switchの携帯モード/Switch Liteで使用する場合で二通りの接続方法があります。
SwitchをDockに接続している場合
1.MAGIC-NSをSwitchドックのUSBポートに差し込みます。
Switchの携帯モード/Switch Liteで使用する場合。
1.Switch本体をスタンド(ケーブルが通せるタイプの物)に立て掛けた状態で、変換アダプタ(USB-TypeC-USB-TypeA変換アダプタを接続します。
2.変換アダプタにMAGIC-NSを接続します。
DUALSHOCK4をMagicNSへ接続する。
DUALSHOCK4を有線またはワイヤレスでMAGIC-NSに接続します。
有線の場合
1.DUALSHOCK4をMAGIC-NSのUSB端子(TypeA端子)に接続します。
2.DUALSHOCK4のライトバーが青色に点灯したら接続完了です。
ワイヤレスの場合
未ペアリングの場合
MagicNSに初めて接続する場合や、他の機器にワイヤレスで接続した場合はペアリングが必要になります。
1.DUALSHOCK4のPSボタンとShareボタンをライトバーが高速で点灯するまで同時に長押し
します。
2.MagicNSの側面ボタンを一回押し、ペアリングモードに移行します。
DUALSHOCK4のライトバーが青色に点灯すれば接続完了です。
ペアリング済みの場合
DUALSHOCK4のPSボタンを一回押し、ライトバーが青色に点灯すれば接続完了です。
MagicNSのモードを切り替える
SwitchでDUALSHOCK4を使用するために、MAGIC-NSの変換モードを切り替えます。
MagicNSの変換モード
Switchに使えるモードは以下の2つがあります。
Switch モード
Switchの設定変更不要で使用可能なモードです。
振動機能、ジャイロ操作は使用できません。
インジゲーターLEDの色は赤色です。
Switch Proモード
振動機能、ジャイロ操作が使用可能なモードです。
使用にはSwitchの設定変更が必要です。
インジケーターLEDの色は紫色です。
MagicNSのモードを切り替える。
1.MAGIC-NSの側面ボタンを、3-5秒ほど長押してモードを切り替えます。
2.インジケーターLEDランプの色がSwitch モードなら赤色、Switch Proモードなら紫色になるまでモード切替を繰り返します。
Switch本体の設定を変更する(Switch Proモードのみ)
Switch Proモードで使用する場合は、そのままでは認識しないので以下の方法で設定を変更する必要があります。
設定の変更方法
1.HOMEメニューの設定を開きます。
2.コントローラーとセンサーを開きます。
3.「Proコントローラの有線通信」を「ON」にします。
4.「OK」を押します。
変換時のキーアサイン
変換時のキーアサインはSwitchモード、Switch Proモード共に以下の通りになります。
変換前 | 変換後 |
方向キー | 十字ボタン |
×ボタン | Aボタン |
○ボタン | Bボタン |
△ボタン | Xボタン |
□ボタン | Yボタン |
R1ボタン | Rボタン |
L1ボタン | Lボタン |
R2ボタン | ZRボタン |
L2ボタン | ZLボタン |
Rスティック/R3ボタン | Rスティック/Rスティックボタン |
Lスティック/L3ボタン | Rスティック/Rスティックボタン |
OPTIONボタン | +ボタン |
SHAREボタン | -ボタン |
タッチパッド | スクリーンショットボタン |
PSボタン | HOMEボタン |
使用してみた感想
良い点
TypeCからTypeAへ変換するアダプタがついてくる。
変換アダプタがついておかげで、Switchの携帯モードやSwitch LiteでもDUALSHOCK4が使えます。
なので、どこでもDUALSHOCK4が使えます。
余談ですが、国内正規品なら更にTypeAをL字型に変換するアダプタが付いてきます。
ジャイロ操作に対応している。
DUALSHOCK4を接続した場合のみですが、ジャイロ操作が利用できます。
余談ですが同価格帯の変換アダプタだと、ジャイロ操作に対応と明記されているのが「MagicNS」を以外見当たりませんでした。
DUALSHOCK4からスイッチの電源をONにできる。(条件付き)
公式では非対応と書かれていますが、有線LANアダプタ経由でインターネットに接続されている場合のみ、DUALSHOCK4からSwitchの電源を入れられます。
やり方は、PSボタンを5~6秒ほど長押しするだけでOKです。
有線接続でも変換できる
有線でコントローラを接続できるので、無線だと不安定な環境でも安心してゲームをプレイできます。
私の環境では無線だと不安定だったので重宝しました。
悪い点
無線だと動作が不安定
これは変換アダプタというより、環境の問題かもしれませんが挙動が不安定なことがあります。
具体的にはボタンを素早く押したり、数秒ほど連打し続けたりするときに入力抜けがたまに発生します。有線接続の場合だと今の所は症状が発生しないので、無線関係で何らかの問題が発生している間違いはないです。
ゲームによっては振動機能が不快に感じることがある
HD振動を多用するゲームだと、振動が強さが気になって不快に感じることがあります。
HD振動を無理やり変換しているので仕方ないのかもしれません。
気になる方は以下の方法で振動機能をOFFにすることをおすすめします。
振動機能をOFFにする方法
Switchの設定を変更し振動機能をOFFにする方法(全コントローラー共通)
注意
Switchに接続されているコントローラー全ての振動がOFFになります。
HOMEメニューの設定を開きます。
コントローラーとセンサーを開きます。
「コントローラの振動」をOFFにします。
ゲームごとに振動設定をOFFにする。
振動が不快に感じるゲームのみOFFにします。
設定の変更方法についてはゲームの電子説明書等を参照してみてください。
まとめ
SwitchでDUALSHOCK4を使いたい方には、おすすめできる変換器だと思います。
ジャイロ対応と振動機能に対応していて、なおかつ状況に応じて有線と無線に切り替えられる変換器は同価格帯以下では他にはないですからね。
ただ、使い回すのはおすすめできないですね。スイッチを何回も押してモード切替は面倒ですからね。